お父さん、お母さん、「今日言わなければ、一生言えないかもしれない。」
そう思ってこの手紙を書きました。
ごめんなさい、なんて直接言えない。
だから手紙に書き始めたものの、思い出があふれ出してきて、楽しいこともたくさんあったのに、なぜか涙が止まらなくて。
(※1 親子の関係は家庭によって様々ですが、「ありがとう」、「ごめんなさい」を言う事がなかなか出来ない人も多いのではないでしょうか?ここではまず、普段は口にできない
言葉を話して下さい。おそらく言葉にしていなくても、両親は娘の気持ちを察していると
思います。ただ、娘の口から本当の気持ちを聞く事を望んでいるのが両親の
本音で
はないでしょうか?
どうしてこんなに「ごめんなさい」がいっぱいあるんだろうって、そんなに私は
悪い娘だったかな?と思うくらい泣きました。
色々なことを思い出しました。
初めてお父さんに怒られたとき、ちゃんと謝りたかった。
お母さんにありがとうって伝えたかったことも何度もある。
なのにいつも、そっけないくちの聞き方しかできませんでした。
面と向かうとどうしても照れてしまい、思い通りにいかないことを当り散らしたことも
ありました。昨日、お母さんの周りをうろついていたのは、ちょっと謝ろうと思ったから。
でも「どうしたの?」と聞かれて、やっぱり言えなかった。
最後の最後まで、心配かけてごめんなさい。
そして、本当にありがとう。
これからもこんな私だから言えないと思うけど、心の中ではいつも思っています。
○○さん(新郎の名前)と頑張っていくから、心配しないで見つめていてくださいね。
ワンポイントアドバイス
言葉にしづらい内容を手紙にする訳ですから、読む時に勇気がいると思います。
しかし、感動の山場には最も効果的な内容とも言えます。
感動は本音なくしては有り得ません。
自分の気持ちに素直になり、誠心誠意、心を込めてゆっくりと読み上げて下さい。
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