はなはだ僭越(せんえつ)ではございますが、一言お喜びのごあいさつを申し上げます。
先ほど、ご媒酌人より、○○(新郎)、○○(新婦)両家の間にとどこおりなくご婚儀が
とり行われたとのご報告をうかがいまして、感慨ひとしおでございます。
私は○○(新郎、新婦、新郎新婦の両親など)と親しくお付き合いさせて頂いております
関係上、お二人の今日までを近い位置から見守る事ができました。
新郎、新婦は熱烈な恋愛結婚だとの事ですが、結婚生活とは楽しい事ばかりでは
ありません。
楽しさや喜びと同時に、これまでの経験を遥かに凌ぐ苦労もある事でしょう。
恋愛時代はお互いの良い所を知り、理想の恋人であろうという意識が働くものです。
会う時間を最高にする事が出来ればそれは誰もが羨む仲睦まじいカップルです。
しかし結婚し、家庭生活に入れば、新郎は仕事の疲れ、新婦は家事の疲れをそれぞれに抱え、毎日ごく平凡な生活を繰り返す事になります。
そんな毎日の中で、少しずつわがままな一面などが見えてくるでしょう。
それを許し合い、さらにお互いを大切に思う事が理想の夫婦だと私は思います。
人間はどんな素晴らしい人格を持っていても、少なからず欠点を持っています。
その中からお互いの魅力を見出し、心地よさを作っていく事が結婚生活を末永く続ける
秘訣だと思うのです。
(※ 結びにつなげる一文を必ずテーマの最後につけ加えてください)
お二人が家庭生活の中で、今よりもさらにお互いの良い所を見つけ出し、素晴らしい
人生を作り出されて行かれますように心より願っております。
つたない言葉ではございますが、これにて私の挨拶(あいさつ)とさせていただきます。
ワンポイントアドバイス
この例文は祝辞を述べる側が既婚でも未婚でも、結婚観として使用する事は
できますが、既婚の場合の方が説得力は増すでしょう。
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