ホーム > 祝辞について > 祝辞 一般的な友人の挨拶(あいさつ)
本日は誠におめでとうございます。
○○(新郎家)、○○(新婦家)のおめでたい結婚のご披露宴にご招待をいただき、
厚くお礼申し上げます。
結婚披露宴のお喜びの席は、様々な宴席の中でもとりわけ喜ばしいものでは
ございますが、○○君と○○さんの、この結婚披露宴ほど嬉しいものはありません。
と申しますのも、私はお二人の交際当初から、今日のこの良き日まで、新郎(新婦)の
友人という近い立場でお二人の愛を育む姿を見させて頂いていました。
披露宴の日を迎え、お二人の晴れ姿を見ていると、これまでの軌跡を存じているだけに、強く心を打たれるものがございます。
(※ あまり親しい友人の披露宴でなかったり、エピソードを知らなくてもこの例文は
使えます。
逆に「仲が良くなく、あまり知らない」といった類のものを取り入れる方がよほど失礼に
あたります。)
様々な波乱曲折があった様ですが、先程ご媒酌人より、お二人の人柄やご経歴などの
ご紹介どおり、この上ないお似合いの新郎新婦で好一対、またとないご良縁と存じます。
ご当人はもとより、深い愛情を注ぎお育てになりました、ご両親様のお喜びは私ごときが察してあまりあるものがございます。
お二人とも良い家庭、良き人々に囲まれて、真っ直ぐと成長なされました。
そんなお二人ですから、これからの新生活におかれましても、ご両親に負けない
素晴らしい家庭を築いて下さるだろうと硬く信じております。
さて、いよいよ明日からはお二人だけの結婚生活が始まる訳ですが、現代のこの厳しい世の中を生き抜いていくのは決して楽なものではございません。
結婚生活には上り坂、下り坂、広い道も狭い道もある事でしょう。
時には落とし穴があるやも知れません。
予想外の出来事が起こってまいります。
今のお二人の内に燃えているのは希望と、お互いに対する愛情の気持ちだと思います。
苦しみも、楽しさも全て分かち合い、生きていく事を決意している事でしょう。
そのお気持ちを忘れず、支えあい、手を取り合い、歩んでいけばどんな予想外の出来事も必ず乗り越えられるものだと私は信じております。
人生は途方もなく長いのです。
お二人の間に、いつ、どんな波風が立つかは誰も予想し得ません。
そんな時にはどうか今日と言う日を思い出し、初心に帰って欲しいと思います。
そしてお互いを大切に思う気持ちをいつまでも胸に刻み、忘れずにいて欲しいと
思います。
私をはじめ、今日のこの宴に出演して下さった方々は、いつまでもお二人に声援を
送っております。
どうかお幸せにお暮らし下さい。
また立派な子宝をもうけられる様切望いたします。
(※ 子供が子供を産めない場合は省略)
お二人の将来に幸多かれと願い、またご両家のご繁栄を深くお祈り申し上げます。
ご懇意に馴れすぎまして、勝手な事を申し上げ失礼致しましたが、これをもちまして
祝辞とさせて頂きます。
ありがとうございました。
ワンポイントアドバイス
具体的なエピソードなどがない場合やスピーチに厳粛さを出したい場合には、
上の例文の様に激励を主軸に構成すると良いでしょう。
いやみになってしまったり、品格に欠けたものにならない様に注意して下さい。
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