先ほどの例よりも少し時間が長く、感謝の気持ちを述べながらもしっかりとした
挨拶(あいさつ)になります。上司など目上の方が多い披露宴の挨拶(あいさつ)として
用いると、十分聞き応えもあるでしょう。
冒頭の挨拶(あいさつ)
本日はご多忙にもかかわらず、私と○○(新婦)の結婚披露宴にご臨席をたまわり、
まことにありがとうございます。
新郎の私が挨拶(あいさつ)を申し上げるのは差し出がましいとは思いますが※1、
祝福していただいた皆様に感謝の気持ちをお伝えしたく、お時間を少々いただきました。
お礼の言葉
まず、○○様ご夫妻のご媒酌のもと、※2本日○時に○○教会にて無事、結婚式を
済ませましたことをここにご報告いたします。
その○○様ご夫妻をはじめ、上司の方々や友人の皆様から温かいご祝辞や励ましの
お言葉をいただき、心より感謝しております。また、今回私たちの結婚式にあたり、
親身にご助力をいただいたこの会場のスタッフの皆様にもお礼を申し上げます。
こうしてたくさんの方々の祝福を受け、○○(新婦)と夫婦になれましたことは、最高の
気分でもありこれまでに味わったことの無い大きな感動でもあります。
抱負を述べる
今日から私達ふたりは、夫婦として人生の大きな航海に出発をいたします。
この瞬間には想像も付かないような困難が待っているかも知れませんが、これからも
二人でともに手をとり、この困難を乗り越え、幸せな家庭を築いていく決意でございます。
結びの言葉
とは申しましても、私たちはまだまだ人生経験の浅い未熟者でございます。
仕事においても、結婚生活においても、まだまだ至らない点も多いと思います。
二人だけでは解決できない問題に突き当たることもあるかもしれません。
どうかこれからも、人生の先輩として皆様のご助言、時には厳しいご指導を
いただけますようお願い申し上げます。皆様のお言葉を胸に刻み、良い家庭を
築けるよう、努力をしてまいりたいと思っております。
最後になりましたが、ご列席の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りし、私の
挨拶(あいさつ)とさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。
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