新婦から両親への手紙:部分別文例集
1・冒頭部分
両親への感謝の言葉を述べるのが基本です。
2・エピソード
傾向として、具体的に書けば感動的に、さらっと要点のみを書けばさわやかな内容に
なります。
3・抱負
「幸せになります」この一言でも充分立派な抱負です。
気持ちを込めて話せる様に、自分の言葉で書きましょう。
4・結びの言葉
両親へのお願い、体の気遣い、育ててもらった事に対するお礼などを盛り込みながら
しめくくるのが一般的です。
新婦が両親へ送る手紙は、披露宴も佳境を迎えた後半に行われるのが一般的です。
「感動のセレモニー」とも言われ、披露宴全体の締めくくりの意味も兼ねていますので、
一生に一度、特別な意味を込めて行える様にすべきです。多少基本構成から外れても、最も感情を伝えやすい形でまとめるのがベストだと思います。
・ 両親の呼び方
結婚し、自立しなくてはいけない新婦が両親のことを「パパ、ママ」と呼んでしまって
いいものかどうか悩む人も多いかと思います。
これについて、私はいつも通りの呼び方で書いたほうが良いと考えています。
ここでは「両親への手紙」を読むことが重要なのです。
列席者を意識し過ぎるあまり、作りこまれた手紙だと思われては、良い手紙として
受け取られません。
もし、抵抗があるのなら、「今日だけ、いつもどおりパパ、ママと呼ばせて下さい」などと
添えると良いでしょう。
・ 感情を動かす手紙
感動的な手紙にする為には、聞き手の感情を動かさなくてはいけません。
その為に最も効果的なのは、「語りかけ」です。
「こんな事がありましたね」
「覚えていますか?」
などの、娘と両親にしか知り得ないエピソードで語りかけると、両親も感慨深い気持ちに
なりますし、列席者の心にも届く手紙になるでしょう。
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