1・高い席からの挨拶(あいさつ)に対して、恐縮の意を表す(主賓のみ)
2・新郎、新婦、両親、媒酌人に着席を促す(主賓のみ)
3・お祝いの言葉
4・テーマ
5・展開
6・結びの言葉
祝辞で気をつけたいのは以下の4つの点です。
1・スピーチの長さ
祝辞は3分~5分の間に収まるように調整しましょう。
2・品のある表現
特に新郎新婦の過去の男女関係は絶対にNGです。
忌み言葉が含まれていないかどうかもチェックしてください。
3・名乗りのタイミング
ほとんどの場合司会から名前を紹介されるので、自分で名乗る必要はありませんが、
もし名乗りが必要であれば、必ず挨拶(あいさつ)前に苗字だけで「○○です」と名乗って下さい。
「申し遅れましたが」は非礼にあたります。
4・わかりやすさ
わかりやすくするためには、テーマを1つにしぼってください。
エピソードも話したいアドバイスもしたい、では何を一番伝えたいかが明確になりません。
主賓は、来賓の中でも特に地位の高い人の事を指します。
現在では新郎、新婦の両親の友人、恩師、会社の社長、父親の会社の上司などが
主賓とされる事が多いようです。
対して、来賓は一般的な列席者を指す訳ですが、席の違いの他はそれほど区別する
必要はありません。
「主賓だから立派に」
「来賓だからある程度でも良い」
という考え方ではなく、主賓、来賓共に祝辞を頼まれたなら誠意ある挨拶(あいさつ)を
するべきです。
主賓と来賓の祝辞の違いは、
・着席を促す言葉が必要かどうか。
・用意された席に対する挨拶(あいさつ)が必要かどうか。
この2点のみです。
・冒頭の言葉~主賓~
1・高い席からのご挨拶(あいさつ)、誠に恐縮に存じております。
どうぞ皆様、お気遣いなさらずにご着席下さい。
ご新郎○○君、ご新婦○○さん、そして○○(新郎家)、○○(新婦家)ご両家の皆
様。このたびのご縁組まことにおめでとうございます。
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2・ご指名をいただきましたので、ご臨席の諸先輩をさしおきまして、はなはだ僭越で
は御座いますが、一言ご挨拶(あいさつ)を述べ申します。
どうぞ皆様、席へお着きになっておくつろぎ下さい。
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3・ご指名により、ご祝辞の先陣を承りましたので、はなはだ失礼かとは存じますが、
一言ご祝辞を申し述べさせて頂きます。
その前に皆様、どうぞご着席下さいますようお願い致します。
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4・ただいまご指名に預かりました、○○でございます。
誠に僭越ではございますが、ご来席の皆様を代表いたしまして、一言お祝いの言
葉を述べさせていただきます。
どうぞ皆様、ご着席の上お聞き下さい。
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5・本日は光栄にも、かように高い席を与えられ、最初のご指名という事で、僭越では
ございますが、お二人の門出に心からお祝いを申し上げ、一言ご挨拶(あいさつ)を
述べさせて頂きたいと存じます。
・ 冒頭の言葉~来賓~
1・本日はまことにおめでとうございます。
新郎新婦並びにご両家、ご一族の方々に対しまして、心よりお喜び申し上げます。
この様なおめでたい結婚披露宴の席にお招きいただき、光栄に存じます。
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2・本日は○○(新郎)様、○○(新婦)様ご両家のご婚儀が相整われまして、まことに
おめでとうございます。
今日はこのおめでたい席にご招待いただき、見に余る光栄でございます。
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3・○○君(新郎)、○○さん(新婦)、今日はおめでとうございます。
ご良縁を得られて結婚にゴールインなさいましたことを、心からお喜び申し上げま
す。
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4・本日はおめでとうございます。
お二人が新しい門出を迎えられるこの良き日を、心からお祝い申し上げます。
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5.盛大なご結婚の披露宴にお招き頂き、まことに光栄と存じます。
新郎新婦の晴れやかなお姿を拝見し、お似合いの夫婦であると感じ入ってる次第
ではあります。
・ 結びの言葉
1・最後になりましたが、ご新郎、ご新婦には幾久しいご多幸を、合わせましてご両家
には末永いご繁栄をお祈りいたしております。
本日はご丁重なお招きを頂き、まことにありがとうございました。
これにて私のご挨拶(あいさつ)を結ばせていただきます。
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2・誠につたないスピーチではありましたが、心からお二人に祝福を、そして幸せを願
う気持ちでいっぱいです。
どうか末永くお幸せになって下さい。
これをもちまして、私の祝辞とさせていただきます。
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3・お二人の前途が幸せに満ちますように、そしてどんな苦難もお二人の強い絆と、新
しい生活へ向けての熱意で乗り越えていかれますよう心よりお祈りいたします。
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4・最後になりましたが、お二人の末永いご幸福、さらにご両家のご発展を心からお祈
り申し上げまして、私の祝辞と致します。
ご清聴ありがとうございました。
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5・お二人とも本日の意義深い、新しい人生の出発を末永く忘れずに、温かい意義の
ある人生を歩んでいただきたいと願う次第であります。
最後にご両家のご繁栄と皆様のご健康をお祈り申し上げまして私のご挨拶(あいさつ)と致し
ます。
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